グループホーム『おぐのあかり』

開所式・内覧会

■1階浴室とトイレ機能の増設
全体工事予算の関係から一度に着手出来なかった工事を一定期間置いて計画する予定でいましたが、早期の実現に至りました。1階の浴室は主にデイホーム(DH)利用者用(有料)として使われます。ここではGH全体の仕上げに盛り込めなかった無垢板(桧)を壁や天井に導入することで、ここを利用していただく方々に対して空間の温かみを提供し、日常とは違った浴室の雰囲気を味わっていただくことを意図しています。浴槽寸法や介助スペースも適切に確保していて、スタッフの方々にも気持ちよく使っていただいています。
今回増設したトイレは主として車椅子使用者を想定していません。(理由としては車椅子対応型トイレが隣接しているので、使われ方をより限定したトイレの提供がよいと考えていたことによる。)この場所が出来たことで、トイレ利用の選択肢が広がったと考えています。
厨房設備の増設
厨房はDHの調理に主として使われますが、地域のイベントとの連動による使われ方や料理教室等の使用も想定しています。対面型としたオープンキッチンのスタイルは児童の見守りも容易であると考えています。室内の色調との調和も図っています。
1階浴室 1階厨房@ 1階厨房A

荒川区のGHおぐのあかり1階多目的ホールに小上がり(家具)を製作 NEW!
NPO法人ソフトデザインプランニング(SDPと略す)では福祉住環境の向上の観点から家具の設計と製作の依頼も受け付けております。関連して、製作に関わる助成金の書類作成支援から設計、製作までを一貫してお手伝いしております。絵を描き、書類を書き、図面を起こし、部材を選んで、その場や依頼主さらにはユーザーに対応したものを提供しております。
GHおぐのあかりの1階多目的ホールに、利用者が寝転がったり、座卓を置いて食事をしたり、車椅子からの移乗の補助台にも使われたりする「小上がり」(床から高さが上がった広い床台部分)を造りたいという要望がありました。当初はGH設立時に建物本体と一緒に創ることを想定しておりましたが、その分の予算が捻出することが難しく断念しておりました。しかし、建物完成から約1年を経過する現時点にてようやく工事予算を確保することができました。(平成19年度 社会福祉法人 木下財団助成金を申請し、認可されました)助成内定後に製作図をおこし、見積もり合わせにて工事業者の選定の結果、地元荒川区の曽我辺工務店と製作に向けて動きだしました。
  
【初期提案スケッチ。内部は上部開き扉の収納スペースとなっている。】
図面でのデザインだけではなく、曽我辺工務店の方からは、詳細な納まり方法から収納扉のデザイン等も提案していただくくことができました。また、部分模型も造っていただき、詳細に納まりや仕様などを検討することができました。
  
【製作現場(曽我辺工務店作業場)の様子と部分模型〜詳細な納まりを設計者と一緒に図面を基に議論し、決定していった。】
  
【製作段階(本棚と小上がりの一部を組み合わせてみる〜上部扉を開いた状態) 扉の耐重量性と開閉の安全性のため丁番とともにステー金物を適所に取付けている。内部は無機質系塗料で塗装。扉裏側デザインは曽我辺工務店からの提案により実現する。】
製作開始から約2週間後完成し、GHに搬入、取付具合や細部の調整を現地で行って無事引き渡すことができました。金額はデザイン料などを含め全部で約35万円でした。(うち、助成金支給額は約30万円)今回は家具製作のモデルケースということもあり、金額の値引きも考慮しましたが、今後も様々な要望を聴きながらも予算に見合った提案を堅実に行なっていければと考えております。SDPでは単なる家具づくりという視点ではなく、製作物が部屋(空間)に与える影響や効果、新たな魅力の創出なども検討し、よりよい環境づくりを高い技術力とモノづくりのこだわりや誇りを大切にしながら、依頼主及びユーザーの皆様に提案しつづけていきたいと思っております。建築以外の要請でも個人や法人様の状況改善に結びつくことであれば快くお引き受けするつもりでおります。我々を活用していただければ幸いです。新たな仕事や人との出会いを大切にしていきたいと感じております。
  
【完成状況 上部には畳を敷いた使い方をしている。腰掛としてちょうど良い高さに設定されている。】

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